99%の個人ビジネスは3年持たずに消えていきます

こんにちは、ミナトです。
「ビジネスで月100万稼げた!」
「1回のセールスで〇千万円!」
こんな投稿SNSでよく見かけますよね。
一見凄いように見える投稿です。でも現実は99%の人が3年以内に撤退してます。
なぜか?
答えはシンプルで、“瞬間最大風速”で稼ぐことと”安定継続”で稼ぐことは全く別のゲームだからです。
「極力労働時間は減らす。でも収益は上げ続ける」
これが僕の基本方針です。
とはいえ僕も最初の2年は”瞬間最大風速”に憧れていました。
でもとあるビジネスコミュニティのオフ会でリアルな話を聞いていると
その月は月収100万。でも翌月は10万…みたいなことが普通。という事実を聞いたんです。
正直、目が点になりました。
実際聞いてみると年収ベースではサラリーマン以上の収入を稼いでいるようでしたが、月によって波があるということを聞いて正直「僕の理想とは少し離れているなぁ」と思ったのが本音です。
そこから色んな投資をして学び、実践という試行錯誤して、月の売上の波を極力小さくする仕組みにたどり着きました。
今日お伝えする7つの方法は読んだら「なるほど!これなら続けられる!」と思えるはずです。
あなたも「個人ビジネスの収入が読めない不安」を抱えてませんか?
大丈夫です。これを知れば個人でも安定収入は作れます。
では、具体的な方法を順番に見ていきましょう。
方法1|3つの自由を”設計”して制御する

時間・裁量・収入の自由は放置したら秒で崩れます
個人ビジネスを始める理由って突き詰めると3つの自由が欲しいからだと思うんです。
- 時間の自由(いつ働くか自分で決める)
- 裁量の自由(何をやるか自分で決める)
- 収入の自由(いくら稼ぐか自分で決める)
でもここに落とし穴があります。
“自由”を放置すると、逆に不自由になるんです。
例えば
- 時間の自由を求めて独立したのに気づけば土日も深夜も仕事してる…
- 嫌な仕事はしない。自分で決めた仕事だけする!と決めていたのに結局割に合わない案件ばかり受けてる…
- 収入も月によってバラバラで結局会社員時代より不安定…
これは正直ヤバいです。笑
でも8割以上の個人事業主がこの状態です。
仕組みで自由を守る具体的な設計法
じゃあどうするか?
あなたの考える自由を”設計”して、仕組み(マイルール)で制御するんです。
具体的には
■時間の自由を守る設計
- 稼働時間の上限を決める(週20時間など)
- 納期までの猶予を必ず30%確保する
- 定休日は絶対に仕事しない
■裁量の自由を守る設計
- 対応する仕事を明確にする(最低単価・得意分野のみ等)
- NGリストを作る(やらない仕事を決める)
- お客さんの優先度を明確にする(既存客→優先度大。新規→優先度中)
■収入の自由を守る設計
- 最低限必要な生活費の金額を洗い出す
- 複数の収入源を作る(3本以上)
- ストック型収益を作っていく
僕の場合、現在は介護の仕事もしているので1日3時間まで。日曜は家族との時間を大切にしたいから仕事はしない。というルールを作り守っています
方法2|”途切れない”ポジションを最初に決める

個人ビジネスで稼ぎ続ける3つのタイプ
個人ビジネスで仕事が途切れない人には明確な3つのタイプがあります。
大きく分けて3タイプです
1. スキル特化タイプ(職人型)
- 特定スキルを極めている人
- 例:特定言語のエンジニア、業界特化のライター
- 強み:単価が高い、リピート率高い
2. 教育・指導タイプ(お客様の問題解決)
- お客様の悩みのヒアリング→解決までを一貫サポートする人
- 例:コンサル、業務改善アドバイザー
- 強み:長期契約になりやすい、信頼が資産化
3. インフルエンサータイプ(自分を売る)
- 自分のメディアやコミュニティから案件が生まれる
- 例:ブロガー、YouTuber
- 強み:集客が自動化、選べる立場になる
これのどれが正解じゃなくて、自分のタイプを明確にすることが大事です。
僕は最初、ライター案件や動画編集案件をこなしていこうとしていた「スキル特化タイプ」でしたが、今は「教育・指導タイプ」にシフトしています。人から注目されたり目立ったりすることは苦手なので、インフルエンサータイプは絶対に無理です。笑
見込み客の入口を複数作れば怖くない
ここでマジで重要な話をします。
収入が不安定な人の共通点って知ってますか?
「集客の入口が1個しかない」ことです。
例えば:
- 紹介だけに頼ってる
- SNSだけで集客してる
- プラットフォームだけで仕事取ってる
これはマジで危険。その入口が詰まった瞬間に収入ゼロですからね。
僕が知っている収入が安定してる人は最低3つの入口を持ってます
- 紹介ルート(既存顧客からの紹介)
- 検索流入(SEO記事やポートフォリオサイト)
- SNS経由(Twitter/Youtube/Facebook)
- プラットフォーム(クラウドソーシング/スキルマーケット)
- リアル営業(交流会/セミナー登壇)
- 広告集客(リスティング/Facebook広告)
- 提携先(同業者からの案件紹介)
全部やる必要はないです。でも1つは止めましょう。複数持ってようやく安心できるレベルです。
僕もどれか1つが止まってもビジネスは回り続けるような仕組み作りを心掛けています。
方法3|集客は”王道の継続”だけで勝てる

実績公開と事例化で信頼を資産化
集客で悩む人に共通する勘違いがあるのですが、「特別な才能やノウハウが必要」という思い込みがある人が多い気がします。
ぶっちゃけ違います。王道の形を愚直に続けるだけで集客は回り始めます。
では王道とは何か?
実績を公開して事例化することです。
具体的にはこの3ステップ
ステップ1:全ての仕事を記録する
- Before/After
- 実施内容
- 成果(数字で)
- クライアントさんの感想
ステップ2:許可を得て事例化する
- 名前は伏せてOK
- 数字は概算でOK
- “リアルさ”をきちんと出す(嘘はつかない)
ステップ3:定期的に発信する
- ブログを更新する
- SNSに投稿する
- ポートフォリオサイトがあれば常に更新する
これらが24時間働く営業マンになり勝手に人が集まってくるようになるのです。
「でも実績がまだ少なくて…」
という悩みがでますよね。でも大丈夫です。
最初は自分のビフォーアフターを事例にすればいいんです。
例えば:
- 自分のSNSアカウントのアクセス改善
- 知人の無料相談の内容
- 自分で行った広告運用のPDCAの公開
何もしなければ何も生まれません。行動あるのみです。
既存顧客をフォローして再受注を作る
新規集客より10倍ラクな方法があります。
それは既存顧客からの再受注です。
でも多くの人が1回仕事をしたら終わり。1回売ったら終わり状態です。これはめちゃくちゃもったいない。
簡単にできる再受注を作る方法は3つ。
1.販売後のフォロー
1週間後、2週間後、1か月後、3か月後、6か月後といったスパンで販売後のフォロー連絡を入れる
2.定期的な接触を行う
年末年始や四季ごとの挨拶。イベント時の連絡を行う。
3.最新情報の提供
新商品の情報を公開する、最新の実績を公開する。
こういう動きをすることで過去のお客さんから再度追加案件をもらったり商品を買ってもらったりするのです。
営業コストゼロで単価も初回より20%アップなんて事もリアルに起こります。
「いやぁ、、そんな時間ないですよ」
って思いました?
そこは時間を圧縮するんです。
フォローメールはテンプレ化してステップメールを活用。
近況報告や最新情報の発信は一斉送信でOK。仮に手書きハガキや手紙が必要でも外注で代筆可。
このように仕組みを作っておけば、月1回の30分で完了します。
方法4|”働き続ける”ための習慣を仕組み化する

個人ビジネス最大のリスクを事前に防ぐ
個人ビジネスの最大のリスクって何だと思いますか?
売上が落ちること?いいえ。自分が倒れることです。
会社や介護施設なら他の人がカバーしてくれます。でも個人は倒れたら全てが止まります。。
だからこそ”働き続けられる仕組み”が必須です。
ここで大事なのがプロジェクト管理です。
収益の柱を3つに分散するルールをつくる
僕の場合、今はコンサル、コンテンツ販売、アフェリエイト、この3つが収入源となっています。わかりやすいように僕の例で分散するルールを紹介します。
イメージこんな感じです。
- コンサル業務:10~20%(高単価・即金性)
- コンテンツ制作販売:40%(資産性・自動化)
- アフィリエイト運用:40%(レバレッジ効果)
より具体的にすると
- コンテンツ作りに集中
- コンテンツ販売、アフィリエイトの仕組み作りを構築
- 余裕があればコンサルを実施
という感じ。
コンサルは高単価ですが正直労働が多いです。その為労働できなくなってしまった時の収入を見越してコンテンツ作成とアフィリエイトの仕組み作りを重点的に行っています。
こう設計をする事で、コンテンツが自動で働き続けるので常に2-3個の収益源が自動で回るように意識しています。
健康も”資産”です
「健康は大事」
みんな言いますけど、本気で設計してる人は10%です。
健康も資産運用と同じです。投資して複利で増やす。を意識すると効率が良い。
例えば
1. 睡眠の設計
- 7時間睡眠を死守
- 22時以降は仕事禁止
- 寝室にスマホ持ち込まない
2. 運動の仕組み化
- 週3回ジム(月・水・金の朝)
- 移動は極力徒歩
- スタンディングデスク導入
3. メンタルケア
- 月1回の完全オフ日
- 定期的な長期休暇(3日以上)
- 瞑想アプリで毎朝10分
4. 定期メンテナンス
- 数ヶ月ごとのリフレッシュ
- 年1の健康診断
- 歯科検診は必ず半年ごと
「なるほど。でもそんな時間とお金ないよ」
って思いました?
逆です。
健康投資の月1万円が、将来の医療費500万円を防ぐ。
毎日の運動30分が集中力2倍にして仕事時間を半分にする。
という効果があります。
健康はコスパ最強の投資です。是非やっていきましょう。
とはいえ週3ジムとかは理想中の理想で僕もできていませんけどね。笑
方法5|トラブル時の対応を予め決めておく

よくあるトラブルと事前準備リスト
トラブルは必ず起きます。
でも問題はトラブルが起きることではなくて起きた時にパニックになることです。
だからトラブル時の「標準対応マニュアル」を作っておく事が大切。
個人ビジネスでよくある3大トラブル
トラブル1:クレーム・返金対応
事前準備:
- 返金ルールの明文化(購入後○日以内、条件明記)
- 対応テンプレートを3パターン用意
- エスカレーション基準(弁護士相談のライン)
返金のルールは販売時のLPに必ず明記してください。ある程度の質が担保された商品であれば返金のルールが明確になっていれば、よほどクレームが起きることはありません。
仮に起きるとしても対策しない時と比べてクレーム率・返金率はガクッと下がります。
トラブル2:体調不良・家族の緊急事態
事前準備:
- 緊急連絡先リストの作成
- 自動返信メールの設定準備
- パートナーや外注先との緊急時契約
実際の運用例でいうと
- コンサル → 録画で後日提供+次回無料延長
- コンテンツ販売 → サポート窓口の一時停止を告知
- アフィリエイト → 自動運用なので影響なし
サポートはリアルに相手が存在します。その相手を事前に見極めておくことが大事です。
極端ではありますがクセの強い人、トラブルになりそうな人との取引はしない。などの対策を打っておくべきです。
実際僕はそうしています。トラブルメーカーと絡むと消耗するので利益よりも避ける事を優先します。
トラブル3:技術的トラブル(ブログサーバーのダウン等)
事前準備:
- バックアップを複数箇所に保存
- 復旧手順書の作成
- 技術サポートの契約
こういったブログサーバーのダウン等はたまに起きます。
ブログが止まってしまう=集客ができなくなる・販売ができなくなるということなので、こういったトラブルはいかに早く復旧させるかが肝です。
必要であれば技術サポートの契約をすることで24時間以内の復旧が可能になるので、心配な人はオプションでつけておきましょう。
売上が微妙な月の緊急対応方法
「今月の売上がヤバいなぁ…」
そんな時の緊急対応プランも考えておくといいです。
- 既存顧客への追加提案・ヒアリング
- アップセル商品の限定オファー
- 悩みのヒアリング→新規商品の開発・販売
- 休眠顧客の掘り起こし
- 一斉メールの送信
- 単発コンサルの実施(1回1万円→5千円)
どんな優秀なビジネスをしていても必ず数ヶ月に1回は売上が落ちます。
でもこの標準対応があれば慌てることはありません。むしろ「改善のチャンス」にもなります。
最悪のケースを想定して
- 売上ゼロでも3ヶ月は最低限生活できる貯金
- 最悪バイトする覚悟と求人サイト登録
- 家族への事前説明と理解
をしておくといいです。
人は想像以上の事が怒るとパニックになります。なのでこれらを事前に想定しておくことで逆に安心できるんです。
最悪を想定して最善を尽くす。
これが個人ビジネスを続けるコツです。
最後に
ここまで5つの方法をお伝えしました。
でも、全部一気にやろうとしないでください。それこそが99%の人が失敗する原因です。
まずは優先順位を決めましょう
「これがあれば安心できるな」と思うことから1つずつ着手していくんです。
今この瞬間にやるべきことは1つだけ。
ほとんどの人がこれらをやりません
だから行動する1%の人が勝つ
厳しい言い方かもしれませんがこれが現実です。
逆に言えばやるだけで勝てるってことです。
特別な才能はいりません。画期的なアイデアもいりません。
ただ仕組みを作って回すだけ。それだけで勝てます。
読んで終わりにしないで最初の1歩を進めてくださいね。
